2010年02月18日

Aさんの転職2

Aさんは上場会社の営業マンとして一線で活躍していたが、経営状態の悪化と会社方針に異を唱えたため転職したそうだ。その後、中小企業を何社か転々としたようだが、自分の考えを持っている方なので、どうしても新しい職場で上手く適応できないでいた。最後に離職してから2年を過ぎて久しい。

「転職事情はどんな感じ?」

「全然。増えていない。少なすぎて応募するところがないよ。バイト帰りの酒だけが
楽しみさ。」

「好きな酒が旨いのは何より。近いうちに会おうか?日時決めてもらえれば調整するよ。」

「OK。メールしとく。」

 電話が終わった後、キャリアカウンセラーと会う予定を携帯へ打ち込んだ。少しでも、
Aさんに有益な情報を齎せればと、儚い希望ではあるが・・・
 
 昨日のセミナーレジメを振返る。某メガバンクグループ主催の投資セミナーだった。
「米国の失業率が2桁前後にある今、回復までには少なくとも4−5年かかる」
「ユーロ圏のソブリンリスクは極めて高く、米国以上に深刻だ。ギリシァを代表として財政収支が悪化している国が多いため、健全な国でさえ、それらの国へ貸し込んでいる理由から不良債権問題が内包されており、ユーロは売られることとなる」
「消去法ではないが、中国を始めとするアジア圏がクローズアップされる。今年後半には元の切り上げは確実視されており、つれて円高デフレは継続される見込み」
 
 ここで何か推奨するのは慎むべきところ、短評に止めると「高金利通貨豪ドル買い」
「上海万博までは中国株」とだけ。
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posted by HeartCry at 12:24| Comment(19) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月10日

Aさんの転職

 携帯が鳴った。

「はい。HeartCRYです。Aさん、久しぶり。どうしてたの?」

「相変わらずよ。」

 そんな挨拶を交わすAさんとは、市場化テストにより開設された就職支援施設で出会った一人である。こちらの施設は、会員登録期間(3ヵ月間)中、フリースペースとして、パソコンや再就職にパソコンや就職に役立つ図書類などの施設を利用でき、履歴書、職務経歴書の書き方をはじめとした各種セミナーや、実践的な模擬面接会を体験し自分を売り込む術を習得できるミドルエイジ限定のものである。最大のメリットは、同じ境遇にある会員同士の交流を通じて、社会との孤立感を払拭でき、就職活動の活性化につながる点が大きい。

「学校の方は、終了したの?」

「先月終わって、バイトに戻ったよ。」

 一般的な離職者の場合、自己都合退職して3ヶ月の待機期間があって後、失業手当給付を受けることとなる。お勧めなのは、1ヶ月目は諸手続きやら、疲労回復慰安等もあり、まずはハローワークの再就職支援セミナーを受けながら自分なりに活動してみて、状況把握に努めたい。そこで自分ひとりではどうしていいのかわからない、もっと系統立てて、しっかり準備していきたいという考えに至った方々は迷わず、こちらの門を叩いてもらいたい。そうすることで、他人より先んじてエントリーできる武器は持てるようになる。ただ、そうは言っても志望職種や業界、個人のキャリアにより不幸にも失業保険が切れてしまった場合、Aさんのように職業訓練を受けながら、支援金10万円/月を受取ることもできる。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/training/index.html
 
 
posted by HeartCry at 14:17| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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